FX41サポート事務局からのメール

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先日、FX41サポート事務局からのメールを紹介しましたが、
「FX41(フォーティーワン)」2010年10月成績


またサポート事務局からメールがきましたので紹介します。

ほぼ全文掲載しちゃいます。

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今月までの運用状況ですが、
特に先月のメルマガ配信時からは、あまり大きな変化が起こっていません。

本音を申しますと、
立場上、良い報告を中心にしたい思いは山々あるのですが、
逆に、芳しくない状況についても客観的に、
かつ、なるべく分かりやすく解説をしていくことが大切でもあります。

今回のメルマガについては“後者寄り”であることが否めませんが、
精一杯、解説に努めさせていただきます。

運用成績の良し悪しこそが重要であるというご意見にも、
充分な理解をしていることは言うまでもありませんが、
その上においても、こういった解説には、
どうかお耳を傾けてみて欲しいと思います。

さて、
FX41は完全自動売買による運用を行っております。
販売ページで紹介したようにさまざまなスタイルの自動売買ソフトが導入されています。
それらの中には「トレンドフォロー型」のものもあれば、
また「逆張り型」のものもあります。

取引経過を確認しておりますと、
現状では逆張り系のシステムが多く稼働しています。

特に大きなポジションを持っているのは
“長期運用型の逆張りシステム”です。

ちなみに一口に「逆張りシステム」と言いましても、
ロジックは様々なものが混在しています。

パターンとて挙げられるのは、
過去の相場のボラティリティーや重要な節目での逆張り。

あるいは買われすぎや売られすぎなどの、
テクニカル指標を参考にした逆張り等が挙げられます。

※中には一定の幅でナンピンするものもあります。

そして、現在の相場に目を向けますと、
歴史的な円高にみまわれています。
簡単にいうと、一方向に大きく相場が変動している状況です。

これに伴い、これらの逆張りシステムが含み損(※注1)を抱えています。
特にドル円の買いポジションが比較的大きな比重を占めたまま、
ナンピンにて「縛られた状況」となっています。

※注1──────────────────────────────

ここではわかりやすいので、「含み損」という表現をしていますが、
FX41は特殊なシステムを利用していますので、
含み損を1日以上抱える事はありません。
仕様上、毎日ポジションが決済され清算されます。
決済後は決済時と同レートでポジションを再度建て直されます。
この作業はFX業者のシステム上で行われ、この作業に関しては、
スプレッド等の手数料は一切かかりませんのでご安心ください。
(ロールオーバーといいます。)
─────────────────────────────────

このようなことから、ドル高円安に変動すると利益が大きく計上され、
反対にドル安、円高に変動すると損失が目立って計上される傾向が
現時点では強くなっている・・・という環境下です。

逆張り系のシステム達は・・・

“この価格で逆張りをすれば、
過去の相場のデータを元に計算すると利益を出す事ができる”

↑このように判断して取引をしています。
これは短期取引であれ、長期取引であれ同様です。

11月現在、
ドル円の買いポジションの平均レートは83.75円となっています。
つまり、ドル円が83.75円に戻ることでドル円の含み損は解消されます。
(※注2)

価格がそれ以上になれば、損失を上回る利益計上がされます。


※注2──────────────────────────────

すべてが1つの自動売買システムのポジションではないので、
83.75円まで戻る前に決済されるものもあります。
その時は上記の限りではなく、数値が若干変わっていきます。
────────────────────────────────

私どもサポート事務局が、前回のメルマガの際にも
ご不安で質問をされてくるユーザーのみなさんへ
「現状のドローダウンの事を特に問題視していませんよ」と、
お伝えしているのは上記の理由からなんです。

具体的には、

ドローダウンのほとんどがドル円の逆張りによるものであり、
それゆえ、大きな心配は不要・・・というお話です。

それはなぜか?

FX41は長い目線で運用に利用していただく事を目的としています。

ここからは私の相場観が多少入ってしまうのですが、
実は他ならぬ私自身も、
現在のドル円の価格と保有しているドル円の平均レートを勘案した際、
システムが判断したのと同様に、
現在の状況のドローダウンは特に重要視する必要はないという感覚なんです。

とはいえ今後、現在より更に円高に相場が変動すると、
現在より大きなドローダウンが発生する場合も十分に考えられます。

一時的には。。。
~~~~~~
しかし、長い目で見たときにドル円の価格が
83.75円、85円、90円と反発すると仮定するのであれば、
発生したドローダウン以上の、
もっと言いますと“相当量の利益”を確保する事が出来ます。

ここまでを簡単に整理いたします。

正直なところ、
ユーザーのみなさんが満足出来る収益推移ではないことについては
恐縮な思いでいっぱいではあります。

ただし、生じているドローダウンの大半が、
ドル円のナンピンシステムにおいて縛られているものに
起因していることが把握出来ておりますので、
で、あるのなら、そこについては中長期の運用で充分取り戻せる。。。

↑このような認識を持っている次第です。

この話、もう少し続けます。

そうなると、ここで一つ疑問が出る方もいそうです。

それは・・・

────────────────────────────────
●「ではドル円の価格がいくらになったら、
  耐え忍ぶことが出来ずに、資産を失ってしまうのでしょうか?」
────────────────────────────────

お分かりになっていただけてる、
あるいは想像が出来る話だと思いますが、
FX41は比較的低レジバッジでの運用を行うように設計されています。

※理由としては多彩なシステムが機能する以上、
 ひとつひとつの単独取引のレバレッジを上げる必要性が低いからです。

ドル円の逆張りシステム以外にもシステムが同時稼働しているので、
正確な数値を出すことは難しいのですが、
現在から30円から40円の円高が発生すると耐える事ができなくなります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※つまりこのドル円逆張りシステムのレバレッジは現状“2倍程度”です。


ドル円の現在値を「80円ジャスト」と仮定しますね。

これが「50円」や「40円」までの円高になったら、
FX41の運用は計算上破たんするというお話です。
※他の通貨ペアで一切利益がなく、
システムによる損切りもしないと仮定した場合の話です。

これってどうお感じになりますか?

“歴史的円高局面”と言われている現在から、
さらに超絶な円高が進み、
ドル円が「50円」や「40円」まで進むと想定するのなら、
現在のポジションは危険性がかなり高いと言えそうです。

しかし、そうでしょうか?

歴史的な円高相場時のレバレッジ2倍程度のドル円の買いポジション。

確かに、ただちに円高トレンドが転換するとは言えませんので、
正直一定の我慢は必要ですが、

それでも私には、
現在の相場は大きく資産を伸ばすチャンスにしか思えません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

あまり、無責任な事はいえませんが、
我慢できずに、1〜10%程度のドローダウンで退散してしまう方も
中には正直いらっしゃいます。

このような歴史的な局面では我慢が必要です。
もっと楽な形で勝てれば良いのは確かではあるのですが、
ガマンをすることでこそ大きな果実を得られる場面というのも、
相場の世界には大変多いのも現実なんです。

相場は、我慢できずに、
相場に損失を残して退散する者を増やしていきます。

こうしてふるいにかけて、
残った者がその損失分以上に利益を出します。

裁量取引をやった事がある方ならば、分かる方もいると思いますが、
耐えて、耐えて、もう駄目だと判断して、損切りしたが、
損切りしてからすぐに相場が反転して、結局損切りしない方が良かった・・・

確かにFX41のような自動売買ソフトで、
かつ、詳細でどのような取引が行われているかハッキリとわからないことを鑑みますと
ご不安な気持ちになりやすいことは充分理解出来ます。

そんな中ではありますが、
現在の価格でのドル円のレバレッジ2倍での取引に見切りをつけるのは、
1〜10%のドローダウンでは早いのではないかと思います。

※と、申しますか、
 本音では「もったいない」という感覚です。



また、今回はドル円特に問題のあるドル円のシステムについてのみ、
お話させていただきました。

ご存じの通り、FX41は41個の自動売買が稼働しております。
成績は様々ですが、反対に活躍しているシステムも少なくありません。
他のシステムについてはまた、別の機会にご説明できればと思います。


長くなってしまいましたが、
以上が私どもの気持ちでございます。

ご熟読いただきまして
まことにありがとうございます。

なお、今後は一ヶ月に1度程度は皆様に状況を報告する意味を込めて、
メールの配信を極力定期的に行っていきたいと思います。


今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


FX41サポート事務局
スタッフ一同



■□■□■□■□ 【補足】よくある質問とそのご回答 ■□■□■□■□■□■□

Q:なぜ、同じような取引を繰り返して行っているのですか?
Q:手数料を稼ぐために無駄な取引をしてりませんか?


▼ご回答:

FX41では仕様上、ひとつのポジションが複数に分かれてレポートに表示されます。

これは、FX41のシステムが稼働してるメイン口座があり、
そのメイン口座ではFX41利用者のポジションがまとめて執行されています。

そのため、1つの取引が1000万通貨に及ぶことも珍しくありません。
FXCMでは大口の注文の場合は複数のポジションに分けて注文をインターバンクに通します。
このため、そのような表示になります。

つまり、連続して、-300、-300、-300となっている場合は不具合ではなく、
もともと-900円の1つの取引結果となっています。

また、

FX41の仕様で毎日、すべてのポジションを決済します。

これはロールオーバーと言いまして、
世界中すべての取引業者で行われている作業です。

ただ、一般の投資家に分かりにくいので、
このロールオーバー作業を内部のシステムのみで計算し、
取引画面には表示しないという仕組みにしています。

FX41では内部での計算ができないので、
このように表示されています。

ただ、このロールオーバーで損をすることはありませんので、
そこについてはどうぞご安心ください。

毎日決済して、そして、すぐ同じ時間に同じレートでポジションを立て直しています。

これによる、スプレッド等の手数料は一切かかっておりませんので、
そこについてもご安心ください。

また、この作業は当社ではなく、FX業者が行います。

上記のロールオーバーもFX41が
毎日多くのポジションを取引しているように見える原因と、
FX41が変な取引をしているように見える原因です。


FX41は完全自動売買による取引を行っています。
取引回数を操作するようなことは一切しておりません。

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以上です。

まー、
今やめるのは損だ。

ということですので、
ドル円が83.75円を超える日を願うしかないようです。

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